「この人だけは好きになれない」
とくに理由がないのに、見ているとイライラしてしまう相手っていますよね。
実は生理的に嫌いな相手はもう1人の自分なのです。
人は直感的になんとなくの”感じ”で好きか嫌いかを判断しがち。
あなたが感じている「生理的な嫌悪」が、
正しいのか、自己の問題なのかを見極めてみませんか?
他人との人間関係に悩むことが多い人は、ぜひ最後まで読んでみてください。
対処法を知ったら、あなた自身の成長にもつながるはずです。
生理的に嫌いになる理由から解説しますね
なぜ生理的に相手を嫌いになるの?
生理的に嫌いな相手は抑圧された自分の姿。
人は、心の奥に抑圧した自分の「シャドウ」と呼ばれる存在を持っています。
心理学者カール・グスタフ・ユングによって提唱されました。
つまり
自分と同じ性質を持った人が現れたとき、嫌悪感を抱くのです。
その背景には、
- 嫌悪
- 痛み
- 禁止
心理が隠されています。
具体的にどんな感じで嫌悪感を抱くの?
例えば、
「悪い子」を抑圧した背景がある場合、「良い子」を演じる女性に嫌悪感を抱きます。
男性は”理性”で物事をとらえますが、女性は”感性”でとらえがちなため「生理的に嫌い」と表現する傾向にあるのです。
生理的に嫌いな人を克服する第一歩は、
嫌いな要素が自分にもあると認め受け入れることから…
生理的に無理な人への対処法:克服するステップ
要は、自分と同じ性質を持った人を意識するということです。
職場での後輩に対してイライラする場合を例にすると?
【対処法】
ステップ①:シャドウを意識する
のんびりして頼りない後輩は自分のシャドウを表す人だとします。
まずは、
- 「自分にもその要素があるかもしれない」と意識する
- 「なぜ自分は『のんびり』が許せないのか」
考えてみましょう。
ステップ②:自分との共通点を認め態度を変える
シャドウと向き合うと『のんびり』を抑圧した背景が見えてきます。
そこで「まぁ、いいか」と受け止め、後輩を許します。
ステップ③:自分にOKを出して成長できる
抑圧された自分のシャドウを認め、
「のんびりした自分でも大丈夫」と考えるのです。
自己を否定せず、心の成長につながります。
自分を許すことで
- 傷が癒される
- 自己を否定することがなくなる
生理的に無理な人、嫌いな人、「シャドウ」をなくすことにつながるのです。
対処法を知ることで、人間関係の悩みを解消する手段にもなります。
生理的に無理な人への対処法:まとめ
ガマンできないほど相手を嫌いになる本当の理由…
心の奥に抑圧した自分の姿「シャドウ」であり、自分と同じ性質を持った人です。
相手への嫌悪感は自分との共通点。
「自分もそういうところ、ある!」と認めましょう。
相手を許すことができればアナタの心が楽になりますよ。
生理的に無理な人・嫌いな人への対処法が参考になれば幸いです。
▼心理学に興味がある人はぜひ!
最後まで読んで頂きありがとうございました
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