昭和ヤンキーあるある
説明しよう。
「ぱない」は半端ないの意味である。
ちなみにバックレるとは?
しらばっくれるの「しら」をはしょった言葉。
逃げるという意味だ。
説明しよう。
まずはジャブ程度に・・・
ヤンキー用語からブッコんでいくんで
夜露死苦ぅ
- シャバい・シャバ僧
根性なし、冴えない・窮地のとき逃げるヤツ - ネンショー
少年院 - ネンショーリング
薬指にいれる指輪状の墨
(結婚したら指輪で隠す) - スケバン
不良少女 - レディース
女版暴走族 - タイマン
1対1の喧嘩 - ワンパン
一撃パンチ - 硬派
女に一途 - アンパン
シンナー - ガン飛ばす(関東)
睨みつける - メンチ切る(関西)
睨みつける - ヤキ
制裁 - PC
パトカー - マッポ
警察官 - パクられる
警察につかまること - 流し
目的もなくバイクで走ること - コール
バイクのエンジン音で曲を奏でる - 舌タン
家の前で仲間を呼び出す行為
- スカ語とは?
- 当て字(ヤンキー表記)
カッティングシート - ドヤンとマイヤンって?
- ヤンキーの語源
- ヤンキー座りポーズは●●●!?
- ヤンキー仕様バイクの鉄板
- ヤンキー漫画90年代最強はコレだ!
▼90年代に興味があるかたは是非
スカ語
今では普通に使われている。
ヤンキーから広まった!?
スカ語は目上(先輩)に対して使う敬語とでも言っておこう。
ヤンキーがよく使う言葉。
- ちーっス
(こんにちは) - いいっスカ
(いいですか) - まじっスカ
(本当ですか) - 帰るんスカ
(帰るんですか) - 行くっス
(行きます) - 無理っス
(無理です) - あざっス
(ありがとうございます) - やばいっス
(やばいです) - 流石っス
(さすがです)
とにかくスカスカと話す。
ヤンキー当て字(表記)
本気と書いてマジと読む
夜露死苦(よろしく)は定番中の定番。
「突然の8問クイズ!」
さぁ君はいくつ読めるだろうか?
- 愛羅武勇
- 愛死天流
- 走死走愛
- 摩武駄致
- 仏恥義理
- 鬼魔愚零
- 魔苦怒奈流怒
- 怒羅衛門
決して中国語ではない。
- あいらぶゆう
- あいしてる
- そうしそうあい
- まぶだち
- ぶっちぎり
- きまぐれ
- マクドナルド
- どらえもん
全問正解の君に拍手!!!
じゃぁコレはどうだろう?
Q: 命有限唯一愛男尽
A: 命がある限り惚れた男だけに尽くすこと。
そのまんまである。
ドヤンキーとマイルドヤンキー
ヤンキーの語源
ヤンキー=不良
そもそもなぜ「ヤンキー」と言うのか?
ちなみにその前はツッパリと呼ばれていた。
- 『ヤンキー』とは本来、北部アメリカ人の俗称『Yankee』
- 南北戦争当時、南軍が北軍を軽蔑した呼び方が『Yankee』
- のちに『ヤンキー』はアメリカ人全体を指す言葉となった
日本での『ヤンキー』は
大阪難波のアメリカ村からだと知っていただろうか?
派手なアロハシャツを着て歩く若者たちのことを「ヤンキー」と呼ぶようになった。
アメリカ風ファッションからではなく
喧嘩のとき語尾に「~やんけ」と連発することから現在の『ヤンキー』になったと考えられている。
ドヤンキー
すでに中学生で成人のような生き方。
高校でヤンキーになる「高校デビュー」する者を嫌う傾向にある。
ドヤンの特徴
男の髪型
- パンチ
- リーパー
- アイパ
- ニグロ
中学生でゴリゴリのパーマをかけるのだ。
(ほとんどパンチパーマ多し)
平均15歳で30歳…40歳の貫禄がある。
眉毛も剃るその顔は顔面凶器と化す。
女の髪型
- ソバージュ
- 段カット
- ポニーテール
前髪はバリバリにケープで固める。
更にオキシドールで脱色。
金髪ロングソバージュが最強。
各々のこだわりがそこにはあったのだ。
学ラン
男
- 長ラン
- 短ラン
- 極タン
ボンタン(ズボン)
- ドカン(見るからに土管)
- バナナ(膝あたりの太さを強調)
主に極タンとバナナの組み合わせ多し。
女
- セーラー服の丈は短め(お腹見える)
- スカーフも短めに巻く。
スカート
- 箱ヒダ(ノーマル)
- 車ヒダ
(プリーツの折り目が多い)
長さは膝うえ派、くるぶし派に分かれる。
十中八九、車ヒダのロング。
ロングタイトスカートを「ロンタイ」と呼ぶ。
鞄
とにかくペッタンコに潰し、セカンドバッグのように抱えて持つ。
靴
チョン靴(スリッポン)のカカトを踏んで履くのが普通である。
私服ファッション
男
- スラックス
- スウェット
- セーター系
男女ともパジャマのような楽な格好を好む。
女
- ジョッパー
- スウェット
ジョッパー…MCハマーのイメージ。
基本は変形学生服が私服と言ってもいい。
行動パターン・喧嘩
- 道行く人々にガンを飛ばし歩く
- 自分より強い者に向かっていく
- 喧嘩で勝って名を轟かしていく
とにかく喧嘩は日常茶飯事である。
他校に乗り込むこともあり、喧嘩を制した者がすべてを支配する。
負けたほうはタメでも挨拶する決まりがあったのだ。
女は特にタイマンが基本。
性格は荒々しいがダチ(友達)には優しく友情に厚い
- 「喧嘩上等」が口ぐせ。
- 売られた喧嘩は買いそして売る。
仲間がやられた時は己を犠牲にしても助ける。
女が拉致られることが多かったこの時代…
男は自分の単車でバラバラに探す。
女は原チャで4ケツして探し回るのだが、見つかった時のことを考えないで突っ走る傾向にあった。
頭で考えるより体が動く行動派。
恋愛事情
- 男は硬派と呼ばれ、付き合った女1人を愛す。
- 女はそんな男を一途に思いどんな時も支える。
そして裏切りは許さないという固い面も兼ねそろえていた。
針(安全ピン)でガリガリと彼氏彼女の名前を自分で腕に掘る。
別れたら悲しくも刻んだ名前が残る。
鑑別所・少年院は当たり前
- 姿をしばらく見かけない時は大体入ってる。
- 保護観察がつきシャバ(外)に出る。
何度も入ると警察官に名前を覚えられ、また悪さをすると「○○!」と名を呼ばれるのだ。
たまり場
- コンビニ
- ダチの家
- 商店街
家族より友達といることが多い。
外ではお決まりのヤンキー座りでタバコをくわえる。
至って普通の光景であった。
タバコ
- セッター
- キャビン
- パーラメント
- ショッポ(ショートホープ)
- バージニア
ジッポライターをこよなく愛用していた者と、マッチで火をつける者もいた。
ファミレスで制服での喫煙は普通であった。
ジョナサンをこよなく愛する。
できちゃった婚
10代で早くも親になる。
結婚するのも早いが離婚も早い。
鉄板な音楽
尾崎豊しかあるまい。
盗んだバイクで走りだし支配からの卒業をしたがった。
マイルドヤンキー
マイヤンの特徴
外見にヤンキー性があるが中身がマイルド。
- 地元愛が強い
- 地元で顔が広い
とにかく地元に住む仲間意識が強いのだ。
移動距離は二駅圏内。
それゆえ都心に出ることがほとんどない。
- お酒
- タバコ
この2つは欠かせないのである。
近所の居酒屋に入り浸り会話を楽しむ。
攻撃性・違法性はない
喧嘩は好まずルールやマナーを守る。
ドヤンと違って本物の不良になりきれない。
音楽やファッション
- 湘南乃風
- EXILE
曲も好きだが、どことなくダボっとした不良のようなファッションにも憧れている。
好きな場所
- イオンモール
- ドンキ
カラオケに行く頻度も高い。
ドヤンキーもマイルドヤンキーも「仲間」を大事にする
外見の違いはあっても、心は優しい人間だということがおわかりいただけただろうか?
根っこは腐っていないのである。
「見た目も中身も同じだ」と決めつけるのはよろしくない。
困ったときのヤンキー頼み
力になってくれるヤンキーが多いのも確かだ。
ヤンキー座りポーズは●●●!?
アメリカ人はヤンキー座りができないらしい?
お家も公衆便所もほとんど和式。
洋式タイプはポツンとあるくらいだった。
大小関係なくトイレではヤンキー座りポーズ。
「ヤンキー座り」ができるのは股関節や膝、足首の関節がスムーズな証拠と言っていい。
知らず知らず足腰を鍛え上げられていた。
ヤンキーが長時間座れる理由はそこにある。
すなわち子供からお年寄りまでもが「ヤンキー座り」をしていたことになる。
今では洋式がほとんどだ。
ヤンキー座りができない若者もいるに違いない。
アメリカ人ができないのも納得がいくだろう。
ヤンキー仕様バイクの鉄板
カリスマ雑誌『チャンプロード』はバイブル。
バイクは単車(愛車)と呼ぶ
- CBR
- CBX
- ゼファー
- XJ
- Z2
- インパルス
ハンドルは勿論ノーマルではない
- 『シボハン』
- 『鬼ハン』
ハンドル位置が高いか低いかに分かれていた。
直管マフラーは当たり前。
ロケットカウルに3段シートで商店街にも現れるのだ。
もうすでにマスクをして暴走していた。
黒い「カラスマスク」を。
コールの競い合い
エンジン音で曲を奏でる遊び。
- 『チューリップ』
- 工藤静香の『MUGO・ん・・・色っぽい』
クラッチとアクセルを楽器のように扱う難しいテクニックである。
ヤンキー漫画90年代最強はコレだ!
言わずと知れた
- ビーバップハイスクール
- 湘南爆走族
- クローズ
↑この漫画は割愛することにしよう。
みんなは知っているだろうか?
湘南純愛組!
90年代のヤンキー漫画でもトップクラス。
- 喧嘩相手は他校
- 暴走族チーム
- 何かとトラブルに巻き込まれる
- 女が単車を乗りこなす
- バイクシーン多い
普通の不良漫画と違い、童貞を捨てたい主人公たちの恋愛模様も描かれている。
「鬼爆コンビ」と呼ばれている主人公2人
- 鬼塚英吉
- 弾間龍二
不良高校を支配していた2人がヤンキーをやめるため、自ら偽装工作をして退学を受ける。
普通の高校に転校するのだが・・・・・・
友情も垣間見れる作品になっている。
ドラマ化された『GTO』の前作に当たるヤンキー漫画。
「グレート・ティーチャー・鬼塚」とはこの作品の主人公、鬼塚英吉なのだ。
『GTO』を見たことがある人は鬼塚英吉のヤンキー時代もぜひ読んでみてはいかがだろうか。
90年代のヤンキーらしい風貌をしているのも特徴だ。
↑右が鬼塚英吉。
後に『GTO』の教師となるのだ。
元ヤンだって変われるんだぜぃ!
『湘南純愛組!』
読むほどにハマる90年代最強漫画である。
ホットロード
男女ともに読む定番中の定番!
- 全4巻で完結
- 少女漫画で暴走族を取り扱った作品
- 実在の暴走族(俳優の宇梶剛士)
モデルにしている - リアルすぎる描写
- 親子関係の確執
- 愛とは?自分の存在とは?
- 純愛がテーマ
- 多くの女性が涙する感動作
ヤンキー・暴走族の内容でありながら泣ける物語である。
舞台は神奈川県。
(横浜・茅ヶ崎・湘南)
実在する場所も描かれている。
- 14歳の宮市和希
- 16歳の春山洋志
誰からも必要とされていないと心を痛め、孤独や悩みを抱えていた宮市和希。
死をも恐れず暴走する春山洋志と出会い惹かれ合う。
不良の道を進んでいく和希とバイクに命をかける春山。
あることをキッカケに2人を取り巻く環境は変化していき・・・・・・
2人とも10代で抱えた孤独と切なさ、そして傷つきながらも生きていく姿が描かれている。
2人の行方はいかに?
80年代別冊マーガレットにて連載されていた。
約30年経ってから2014年に映画化されたのは
原作のカリスマ性がとんでもなく凄かったことで知られていたからである。
少女漫画でヤンキー物語『ホットロード』は男もきっと涙するに違いない作品だ。
表紙からも何かを感じるであろう全4巻。
ヤンキーや暴走族に興味がなくても「純愛」に泣いてしまうのだ。。。
ロンタイBABY
ここでは語れないヤバさ。
1970年代が舞台。
主人公は女子高生2人
- 万年久子
- 蜂屋間由子
スカートの丈が長い「ロンタイ」の2人の高校生活を描いた漫画。
縄張り争いや喧嘩が多く、暴走族や卒業生を巻き込む大きな事件に発展していく。
今の時代ではあり得ない内容も・・・
私は読んで衝撃を受けたのである。
以上、ヤンキー漫画最強のご紹介であった。
ハマる人は必ずハマる!
間違いないw
\ 無料トライアル! /
※U-NEXTは動画の他にもコミックや雑誌も楽しめます(31日間の無料期間あり)
見たことない人は要チェック!
ヤンキー漫画やドラマの人気は今だに続いている
きっとこれからも。
最後まで読んでくれて・・・
「阿離我妬!!!」
↑もうわかるよね?w
完読、お疲れ様でございました。
▼コチラも是非
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